2012年12月23日日曜日

スペイン旅行記5最終回アランダ・デ・ドゥエロ~マドリッド

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美食の旅もそろそろ終盤。
ワイン関係者ぐらいしか泊ることがないのではという
アランダ・デ・ドゥエロで一泊し、前回も書いた昔
地下にワイナリーがあったレストランを訪ねました。

11月はキノコが旬で、濃厚な味わいのキノコ料理や
フォアグラなど赤ワインに合いそうなお料理を食べ
ようやく食事の加減が見えてきたと思っていたの
ですが、まだまだ甘かったですね。
最後にプリンを注文したら生クリームかアイスを
付けるか聞かれ、頼んだその付け合わせの量に撃沈。

翌日は午前中に最後のワイナリーを訪問後観光。
世界遺産のセゴビアへ、日本語の案内表示もあるほど
観光地で、修学旅行や遠足みたいな団体が多く
日本人の会話もちらほら聞こえてきました。

夕方ついた首都マドリッド。
北ルートの私たちはここが最終都市です。
高いビルと多い人、ログローニョにいたときに
ニュースで見た過激なゼネストの様子がよぎり
ちょっと最初は緊張モードだったけど、気づけば
この夜が一番お店を回っていたようで。

チョコラテ・コン・チュロスの店をスタートし
なんでも揃う都会の利点を生かしてガリシア料理店、
シェリーと熟成のイベリコ生ハムのバル、
シードルとセシーナ(牛のハム)のバル、
スペイン語でビールを頼んでみたいとY本さんの
がんばりをみんなで見守ったバル、
いいワインを注文したのにグラスにがっかりしたバル、
夜が更けても週末の新宿のような人ごみの
マヨール広場で保冷バックで販売していた
缶ビールで現地の人に交じってカンパイもして
最後はカラヒージョで〆ました。
…よく飲んだな。

次の日は早朝には出発して飛行機に乗り
見送るカワグチさんに託された段ボールに
詰められた6本のワインが私の2つ目の預け
荷物となりましたが、無事到着。

…但しワタシのスーツケースの1本のワインを除いて

成田の荷物受取レーンに乗った私のカバンが、
若干色が変わっていたのに遠目で気づき引き
寄せたそれを開けると形を失った湿った箱と
シャラシャラと砕けたガラスの音、染まる
荷物たちに唖然とする自分。
一応破損証明をANAで書いてもらったけれど
ワイナリーでお土産でもらったワインだった
ので、保険で降りるのはせいぜいスーツケース
のクリーニング代かもとのことでした。

手続きをしていたら、新千歳行きの出発が20分ほど
しかなく、東京のM田さんと函館のO形さんとゆっくり
お別れをする暇もなく札幌まで一緒だったY本さんと
慌ただしく乗り込み、昼過ぎには新千歳に到着しました。

札幌に戻ると雨から変わった雪が、
今年の1カ月ほど遅い初雪と聞き、
南ルートを満喫する方々をうらやましく、
寒かった感じがしたけれどやっぱり暖かった
のだなと異国の空気を懐かしみながら、
ワインに染まった荷物を洗たくする
自分なのでした。

おわり

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
気持ちのよい旅のメンバーに恵まれ、楽しい旅でした。

来年はもっとブログを更新するべく自分に目標を掲げ、
さっぽろタパスのお店を巡り絵日記でお店を紹介する
「ヨウコングが行く!さっぽろタパスゆるゆる巡礼日記」(仮)を
連載したいと思います。月に2回を目標に、お店を巡り
ご紹介できたらと思います。そちらもお楽しみに~!!

デュエロ川沿いモルシージャキノコとチョコレート
フォアグラと果物ソースアランダでのワインプリン
セゴビアの水道橋ペネデスマドリッドでのシードル
マドリッドでのワインマヨール広場でカンパイマドリッドでカラヒージョ


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